福島駅から土湯温泉を越えてさらに進んでいくと、鬼面山の麓にある一軒宿に辿り着きます。 周りには温泉街もお店も一軒もありません。 温泉は硫黄泉で、pHは6ぐらいです。 24時間入浴可能です。 色は真っ白で、足元はほぼ見えません。 空と山の間にあり、開放感たっぷりの鬼面の湯。 昔ながらの浴槽がある千寿の湯。窓からは常に吹き続ける噴煙が見えます。 この2つには洗い場がありません。 内湯と露天とが繋がっている天狗の湯。 これらの3つは、3時間毎に男女が入れ替わります。 入れ替わり10分前からの入浴はダメで、その時間前には従業員の方や、夜間は警備の方が見張ってくれています。 あとは、男女それぞれ固定の剣の湯と羽衣の湯。 こちらには洗い場とサウナが付いています。 お湯は基本的にどこも熱いです。 ゆっくり浸かる、というよりは、浸かって、休んで、を繰り返す感じです。 冷水機はフロントにしか無いので、ペットボトルを持参するといいかもしれません。 売店は夜8時に閉まってしまうのて、夕食の時間が遅いと間に合いません。 館内にはゲームコーナーや卓球場が無いので、夜は静かです。 なお、マッサージはありません。 お湯を存分に楽しめるお宿だと思います。
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