水無川

地元民です。

40年程以前は、生活排水で汚れていて、生活排水川でした。 下水道が完備されて、生活排汚水から雨水による流れの川に変わりました。 今は、雨水の流れがなくなると、上流の丹沢病院付近から本町小学校付近では、ほとんど水がありません。 台風など、大雨が降った時は、護岸工事をされた岸の半分より上まで増水することがありますが、護岸工事された岸の上まで増水した事はありません。

3月初旬の上流の「おかめ桜と菜の花」は美しかった！

3月初旬に水無川の上流を訪れたのですが、「おかめ桜 と菜の花」はとても美しかったです。水無川は秦野市を 流れる金目川水系の二級河川とのことです。 水源は丹沢山系の塔ノ岳が水源となっているとのことで すが、延長１１．５Ｋｍの川とのことですので、それほ ど長い川ではありません。水無川と言う名前の由来は御 伽噺で説明されているのですが、昔、弘法大師が「心の 優しい人がこの辺りにはいないもの...

遠く塔の岳から流れて来ます

沢登りをする人には上級者から初心者まで楽しめる渓谷として、尾根歩きをする人には大倉尾根に沿う谷として知られます。秦野駅前では両岸がきれいに整えられた河川公園として知られています。このようにいろいろな顔を持っています。

洪水になることのない水無川

今までに洪水になったことは一度もないそうです。実はこの水無川の下に水は流れているそうで、どんなに雨が降っても川の深さの半分くらいまで（パンジーなどボランティアの方々が植えている）だそうです。

空海

水無川の由来はここを通りかかった弘法大師が土地の人に食物をお願いした所 その農民は土を差し出してこれを食えと言ったそうです。弘法大師は怒り川の流れを地下に移動させてしまった。伝承ですから当てにはなりませんが秦野人の土地柄や気質を良く表している気がします。